数年ぶりの墓参り
先日、今年初めての宿泊出張に行って来た。
出向いた先は、大阪市。
いい機会だったので、研修終了後、墓参りに行く事にした。
井上家の墓は、兵庫県にある。
そのため、足を延ばして姫路で後泊した。
翌日の早朝、山陽電車で高砂市へ向かった。
本当に、何年ぶりの墓参りだろう。
コロナ禍の前にも、兵庫県まで行く時間が取れなかった。
井上家の墓は、元々は福岡県にあった。
それを、祖母の代で、当時住んでいた兵庫県に分骨。
福岡県のお墓は、永代供養とした。
今のお墓には、井上家先祖代々、祖父、祖母、父が
眠っている。
行く前は、お墓がどのような状態になっているか心配だった。
お寺からは、毎年、清掃費の振り込み依頼が来ている。
それは、地元の檀家の方々による清掃活動費との事。
安心してはいたが、やはり見るまでは一抹の不安が。
しかし、それは杞憂だった。
お墓とその周りも、清掃が行き届いていた。
それだけではなく、お寺の敷地全体に、ごみひとつ落ちていない。
これには、改めて驚いた。
お墓を洗い清めた後、手を合わせて平安をお祈りした。
私は、小学校まで、この町で育った。
このお寺も、その近くの八幡神社も、我々の遊び場だった。
これらの周辺は、60年前の雰囲気が、まだ残っている。
しかし、駅からお寺までの町並みは、様変わり。
昔の賑わいは消え、ゴーストタウン化していた。
それは、来る度に度を増しているよう。
まあ、時代の流れだから、仕方がないのかも知れない。
帰りは、再び、姫路まで戻って来た。
そこで、改めて仰ぎ見た見た姫路城。
その秀麗な姿は、全く変わっていなかった。
美しい見姿に感動しながら、新幹線に乗車。
今度は時間を取って、ゆっくりと来たいものだ。
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