感動!オペラリサイタル
一昨日、阿久津麻実氏のオペラソプラノリサイタルに
お伺いして来た。
場所は、銀座・王子ホール。
阿久津氏は、私のオペラの先生である井上美樹さんのご友人。
先生と同じ発声法を目指され、共に切磋琢磨して来られた
とお伺いしている。
ホールにての歌う姿勢や声の響き方を
改めて確認する場としては、最適だった。
と言うのも、7/17(月)に、我々のオペラ発表会が催される。
そのために、現在、レッスンに拍車が掛かっている。
発声についての厳しいご指導が、かなりハード。
阿久津氏は、約2時間の中で、22曲を歌われた。
その終始変わらない伸びやかな張りのある歌声に、感動!
ホール全体に、声が響き渡っていた。
ピアノ伴奏も、素敵だった。
男性の方だったが、とてもやさしいタッチで、
歌声を引き立てていた。
リーフレットを確認すると、本職は指揮者の方だった。
そして今回は、休憩後の後半からビオラの演奏も加わった。
阿久津氏のオペラリサイタルでは、初めての試みだったとの事。
こちらも、男性の方だったが、やさしい旋律が印象的だった。
最後の歌唱が終わった後も、鳴りやまない拍手。
それに答えるように、アンコールも数曲歌われた。
ここまで来ると、体力が相当求められる。
聴き終わって、とても爽やかな気持ちになった。
歌声の響きが、心地よく体に染み入って来たからだろう。
これは、自然体での歌唱の極みかも知れない。
この学びを、今回の発表会で、どこまで活かす事が
出来るだろうか。
残された日々全てを掛けて、課題曲と向き合って行きたい。
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