整体で「火の呼吸」を紹介された!
オペラでの発声を整えるため、改めて通い始めた整体で、「火の呼吸」なる
ヨガの呼吸法を紹介された。
オペラ発声を本来の形とするためには、横隔膜の動きがポイントとなる。
発声する時は、横隔膜を引き上げる必要があるのだ。
その際、肋骨の下部を内側に向かって引き締める事が大事。
それと同時に、みぞおちの部分を上に引き上げる。
すると、脚のハムストリングやお尻の大臀筋も引き締まって来る。
結果として、下半身の力を上半身に伝える事につながる。
「火の呼吸」とは、クンダリーニヨガで行うスピードの速い複式呼吸の事。
1秒間に2~3回のスピードで行い、鼻から吸って鼻から吐く。
火の呼吸では、普段の呼吸では動かすことのない横隔膜を
しっかりと動かす事となる。
横隔膜は骨格筋かつ随意筋なので、意識下で呼吸を制御出来るはず。
しかし、これがなかなか難しい。
そのため、「火の呼吸」が、横隔膜のトレーニングになるのだ。
整体師のMさんの話しでは、1990年代後半に一世風靡した
「400戦無敗の男」と言われたヒクソン・グレイシーという格闘家が
この「火の呼吸」をトレーニングに取り入れていたとの事。
そう言えば、アニメ鬼滅の刃でも、「火の呼吸」と言う奥義があった。
身体に秘められた力を発揮するためには、呼吸つまりは横隔膜を
使いこなす事が大事という事か。
横隔膜は、腹直筋や骨盤底筋などの腹部骨格筋と共に
腹圧の形成に寄与している。
という事は、横隔膜を鍛える過程で、腹筋群を鍛え引き締めにも
役立つと言う事か。
つまる所、体幹を維持し、姿勢を整え、格好いい立ち姿にもつながる。
まさに、いい事ばかりだ。
日頃、普通に行っている呼吸。
これからは、ジムでストレッチマットの上にいる時だけでも、
意識して腹横筋を使って呼吸し、鍛えていく事としたい。
整体師のMさんに、今後定期的にチェックを受けながら
時間を掛けて整えて行きたい。
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