物理の勉強は「謎解きゲーム」!
5月下旬から読み始めた、大学基礎物理のテキスト。
これまで日々読み進め、「力学」と「電磁気学」を読み終えた。
適宜反芻しながら読み進め、2か月半で2冊読了。
「基礎」とは言うものの、かなり読みごたえがあった。
途中で、何時も挫折しそうになった。
その時は、休息を取り、気分転換する事が大事。
ベッドで横になり頭を休め、ジムで体を動かし血流を促す。
それでも、なかなか先へ進まない。
原因は、先に読んだ内容が理解出来ていないから。
やむを得ず、2冊とも途中で最初から読み直した。
イエローマーカー、オレンジマーカーはもちろん、シャーペンで
キーワードを囲んでマークする等、論旨を組み立てながらの理解に努めた。
物理の法則は、数学で成り立っている。
故に、並行して数学の勉強も不可欠。
ベクトル、行列、三角関数、微分、積分等。
これら数式を使っての理論展開なので、非常にロジカル。
一つひとつ知識を積み上げて行けば、理解出来ない筈がない。
しかし、それが大変。
独学なので、分からない箇所が出て来た場合は、自己解決を迫られる。
他の参考書で調べたり、ネットで検索したり。
時々、思う事がある。
なぜそこまでして、大学物理を学んでいるのか。
よく、他の方からも、同じ質問を受ける。
宇宙への興味から始めた物理の勉強。
確かに、物理は自然現象を解明するために研究が重ねられて来た。
自然現象の行き着く先が、深淵なる宇宙だ。
宇宙をひも解くために、先人により営々と物理法則が
打ち立てられて来た。
これらの研究過程は、試行錯誤の連続だったに違いない。
言葉を替えると、物理法則やそれを支える数学は、人類の英知の結集。
これらの体系を理解する事は、まさに最大の「謎解きゲーム」だ。
物理の勉強を謎解きゲームだと考えると、気持ちが楽になる。
それと共に、謎を解くぞと言うワクワク感も高まって来る。
この後、「熱力学」のテキストが待っている。
挫けずに、新たな謎解きゲームにチャレンジして行きたい。
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