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2023年10月 8日 (日)

日経パソコン特集「PC40年」が懐かしい!

日経パソコン最新号で「パーソナルコンピューティングの40年」と言う
特集が組まれていた。
この特集は、日経パソコン創刊40周年特別企画との事。

日経パソコンは、1983年10月3日号が創刊。
1983年は、私の社会人5年目に当たり、ちょうど人事部に異動した年だ。
人事部では東芝の「Rupo」を購入し、手書きからワープロに移行中だった。

その後、1990年に名古屋支社へ異動となったが、その時、仕事用に
IBMのノートパソコン「Thinkpad」を貸与され、パソコンを使い始めた。

と言う事は、パソコン40年の歴史は、私のパソコン人生の足跡とも言える。

記事を追って行くと、懐かしい話しが満載だった。
この記事を著した方は松浦晋也氏、よくここまで過去に遡って調べたものだ。

記事は、実際には、1940年代後半の記述から始まっていた。
コンピューターの本質を簡潔に指摘したのは、ジョン・フォン・ノイマンだった。
その捉え方は「ノイマン型アーキテクチャー」として、1945年に発表された。

ノイマン型は、現在もほとんどのコンピューターが採用している仕組み。
ただし、これも今、量子コンピューターの出現により、新たな世界が
繰り広げられつつある。

執筆は、OSやCPUの話しから、アップルとマイクロソフトとのせめぎあい、
そして、今日に至るネットやAIの流れまで、多岐に渡っていた。

たった40年の内に、ここまで進化発展して来たのかと思うと、
まさに驚愕に値する。

しかし、これらの技術をベースにした情報機器を、普通に扱っている
孫たちを見ると、さらに驚く事ばかりだ。
歴史にふけっていると、一気に置いて行かれそうになる。

今後、どのような世界が展開されて来るのだろうか。
ディープラーニングを基に、さらに生成AIに磨きが掛かって来るだろう。

近い内に、AIが人間の能力を超えると言われている。
しかし、本当にそうだろうか。

人間の脳は、微弱な電気で稼働している、言わばバイオコンピューター。
大脳で160億個、小脳で690億個、脳全体では860億個の脳細胞が
シナプスでつながり、複雑なネットワーク(神経回路)を構成している。
それらを中枢とし、ホルモン等の分泌を促して「生命」を維持している。

このバイオコンピューターを持っている我々人間にしか出来ない事もあるはず。
40年の歴史を振り返る中で、改めて「人間」の位置づけを考えてしまった。

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