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2023年10月11日 (水)

真の経営資源とは

ビジネスの世界で、よく取り上げられる「経営資源」と言う言葉。
時代の変遷と共に、その内容が変化して来ている。

従来は、「人、もの、金」。

次に、情報化時代となり、「情報」が加わった。
今やネットからAIの時代に進化し、ITの重要性がさらに増している。

その後、「時間」が足された。
時代の変化スピードが加速し続けているため、時間が貴重な資源に。

そして、「空間」も意識され始めた。
宇宙へ関心が移り始め、宇宙ビジネスの展開も始まった。

「人、もの、金」は、実体のある経営資源。
一方、「情報」「時間」「空間」は、目に見えない経営資源。
どう活用するかは、各組織、各個人の考え次第だ。

個人で大きく捉えると、「時間」は、今後生きて行く時間。

如何にありたいか、如何に生きたいか。
ここが定まると、自分という「人」を真に活かす事が出来る。
あくまでも、「人」がベースだ。

そして、自分にとって有効な「情報」を入手し、今後を考える中で、
自分が使える「もの」と「金」の投入先が、定まって来る。

中国の古典に、淮南子(えなんじ)という書がある。
そこに、宇宙と言う言葉の意味が記されている。
・宇とは、天地四方(空間)
・宙とは、古往今来(時間)

簡潔に言うと、「時空」の『無限の広がり』を指している。

相対性理論に拠ると、時空は一体とされている。
「時間」と「空間」は相対的な存在であり、互いに影響し合っている。

また、量子論(超ひも理論)では、宇宙は10次元(空間9次元、時間1次元)の世界。
我々の住んでいる3次元を、遥かに超越した世界。
ここでは、「時間」も「空間」も揺らぎ、その概念すらも想像出来ない。

つまり、我々が身の回りで感知出来る世界は、本当に限られている。

我々の魂も、いつかは母なる宇宙(時空)に戻って行く事となる。
その際、悔いのない清らかな魂となって戻って行きたいものだ。

真の経営資源とは、魂の故郷である「宇宙」そのものなのかも知れない。

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