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2023年12月31日 (日)

「時間の矢」と「宇宙の熱的な死」

放送大学に、宇宙科学を学びたくて、2022年に入学した。
最近は、改めて基礎となる「物理」の勉強に、ひたすら励んでいる。

力学、電磁気学、熱力学の本を、各4冊ずつ読んで来た。

そして、来年からの勉強に備え、解析力学、統計力学、振動·波動、
量子力学の参考書を、この度購入した。

その上で、各参考書を通読し、太字表記のキーワードに下線も引いた。
しかし、現時点では、全く理解が出来ない。
高等数学の数式だらけ。

これらを、克服出来るのだろうか。
今は、期待よりも、不安の方が遥かに大きい。

こういう場合は、原点に戻るのがよい。

私の興味の対象は、「宇宙」そのものだ。
物理は、宇宙を知るための手段に過ぎない。

熱力学の本を読んでいる時、「時間の矢」と「宇宙の熱的死」という項目があった。

この宇宙を、まず「断熱された孤立系」であると考える。
その系の中で、我々が目にするほとんどの変化は、「不可逆過程」とみていい。
そのため、「エントロピー」というエネルギーが増大する向きに変化は進む。

つまり、時間の経過と共にエントロピーが増大して行く事となる。
これは、エントロピーの増大の向きと時間経過の向きが一致する事を意味する。
この現象を、熱力学ではエントロピーによる「時間の矢」と呼んでいる。

時間の経過と共に、宇宙におけるエントロピーは増大し続ける。
やがて、エントロピーが最大値に達した時点で、変化が停止する。
つまり、それは「時間の矢」が失われる事を意味する。

この状態になると、宇宙はどこも一様で等温な均質な混合状態が
出現する事となる。
これは、ブラックホールも銀河も、全て区別がなくなるという事。

宇宙を構成する様々な個性的な要素がなくなり、単調な状態となる。
こうなると、宇宙は空間も時間も定義出来ない、虚ろな存在となる。

これをボルツマンは、「宇宙の熱的な死(ビッグフリーズ)」と呼んだ。
しかし、私は、残念ながら全くイメージする事が出来ない。

宇宙の終末論は、これ以外にもいくつか唱えられている。
「崩壊的な死(ビッグクランチ)」「破壊的な死(ビッグリップ)」等。

宇宙は、まさに神秘に満ちている。

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2023年12月30日 (土)

「うるさらバリアジェル」が手離せない

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自室に湿温度計を置き、年間を通して室温等を管理している。

その間で、冬季になると、湿度の低下が特に著しい。
最近は、室内でも、30%代となって居る。
夏場の70%代からみると、約半減状態。

手が、常にかさかさの状態。
かさかさだと、ページがめくり難い等、いろいろと不便を感じる。

そこで、とても助かっているのが、以下の商品。
・メンソレータム ハンドベール うるさらバリアジェル

もう、使い始めて何年にもなる。
ストックとして、プラス1本を必ず常備している程。

当商品は、うるおいバリア処方を採用した「べたつきにくい、うるさら
ジェルタイプのハンドクリーム」とのふれこみ。

角質層深くまでうるおいを与えながら、肌表面のうるおい膜で乾燥を防ぎ、
外的刺激から肌を守るとの事。

さらに、肌荒れを防ぐ、有効成分「ビタミンE誘導体
(トコフェロール酢酸エステル)」「グリチルリチン酸ジカリウム」と、
うるおいを与える、保湿成分「ヒアルロン酸Na(ヒアルロン酸Na-2)」
「ナノ化ヒアルロン酸(加水分解ヒアルロン酸9」を配合と説明が続く。

これまで、いろいろなハンドクリームを試して来たが、
この商品が、私には一番合っている気がする。

「うるさら」の名のとおり、潤いを感じさせてくれると共に、
べとつかずにさらっとしているため、すぐに仕事に移れるのだ。
おまけに無香料なので、臭いも気にならない。

一度、顔にも塗りたいと思い、店の方に確認してみた。
しかし、それはお勧め出来ないと言われてしまった。
理由は、顔の肌は、さらに敏感だからとの事。
確かに、そのとおりかも知れない。

まだまだ続く、乾燥の冬場。
働き者の「手」を、大事に守って行きたい。

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2023年12月29日 (金)

孫と「造幣さいたま博物館」へ

12/27(水)に、孫の優真と次女の桃子と共に、
造幣さいたま博物館へ行って来た。

当博物館は、造幣局さいたま支局にある博物館。
さいたま支局の開局と同時に、2016年10月に開館した。

ここでは、プルーフ貨幣、通常貨幣、勲章の製造工程を見学することが出来る。
また、記念貨幣、貨幣セット、古銭、金属工芸品(オリンピック入賞メダル・
国民栄誉賞盾等)が展示されている。

つまり、日本の貨幣の全容を把握する事が出来るのだ。
これまで、ご縁があり2回お伺いした。
今回で、3回目となる。

ここでも、子供が親しめるように、コースが組まれている。
その1つが、クイズラリー。

3つの質問に答えると、希望するカンバッジが頂ける。
博物館と工場を一巡りすると、正解を見つける事が出来る。

優真は、展示物の閲覧はほぼ飛ばし、クイズのヒント探しに奔走していた。

これ以外にも、持参している小銭の「健康度」を測る装置も設置されていた。
重さ・大きさ・厚さを測定し、疲労度を検出するしくみ。

後は、重さ20kgの千両箱を持ち上げるコーナーがあったり、
貨幣の存在を実感する箇所がいくつかあった。

工場見学では、作業者の方々の、デスク上での精密加工の様子を
垣間見る事が出来た。
中には、我々の目の前まで加工品を持って来て頂き、
近くで見せて頂くご配慮を頂いた方もいらした。

最後に、ギフトショップに立ち寄った。
以前は、コインチョコが置いてあったが、今回はなかった。
その代わり、コインせんべいが売られていた。

まあ、一応の社会勉強にはなったのではないかと思う。

この後は、コクーンで昼食を取り、パウパトロールのシネマを一緒に観た。

寒い中各所を歩いて巡り、その上優真のペースで動いたため、
かなり疲れた。

でも、この疲労感は、心地よいもの。
また、一緒に出掛けたいものだ。

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2023年12月26日 (火)

勝ち続ける要諦

月刊「致知」に、また素晴らしい記事が掲載されていた。

それが、神奈川県警察剣道名誉師範、剣道範士八段(剣道の最高位)
宮崎正裕(みやざきまさひろ)氏の談話「剣道が教えてくれた勝ち続ける要諦」。

全日本剣道選手権大会で最多の6度優勝、その内2連覇(2度)という偉業を達成。
そして、60歳になる今も、道場で剣を交え後進を導かれている。
(以下、要旨を記す。)

範士になった今も、道場に1回でも多く立って稽古を積む事を心掛けている。
その中で、範士に求められる基本、風格、品格を極め、
何歳になっても成長出来るという後ろ姿を、見せ続けて行ければ本望。

「剣道に始まりはあっても、終わりはない」と言われている。
私も競技者としての引退はあっても、剣道家としての引退はないとの気概で、
今後もより一層の稽古に励んで行きたい。

大きな夢を持つことは必要。
しかし、まずは手の届くところに目標を設定し、現状と目標を比較し、
いま何をなすべきかを考え、一日一日の努力を積み重ねて行く事が大事。

自分の剣風を作り上げていく事も意識した。
当時評価されていた「前に出る剣道」ではなく、「守りを固める剣道」を追求した。

さらに大事にした事は、稽古の時、打たれることに拘らない事。
打たれることによって、自分の弱点に気づくことが出来る。
そのため、打たれることを恐れずに稽古し、技量を磨いて来た。

人生も同じだと思う。
大事なのは「失敗しない」事ではなく、「失敗を成功に繋げていく」事。
実際、剣道には『打って反省、打たれて感謝』という言葉がある。

私は、ここで勝てばという試合で、勝って来た。
「運がよかった」と感じる試合が、何度もあった。

しかし、運を招くためには、やはり「日々一所懸命に稽古をする」
「普段の行いも含めて真面目に生きる」事が大事だと思う。

また、いくら「準備」をして相手の動きを「読む」事をしても、
いざという時に打って出る「決断力」がなければ意味がない。

つまり、恐れや迷う心等、「自分との戦い」に勝利した人が、
最後に「相手との勝負」に勝つことが出来る。

私は剣道の「残心(ざんしん)」という言葉が好きだ。
私は、残心という言葉に、敗者に対する「情け」を感じる。
『相手に対して最後まで気を抜かない』『心を決して崩さない』。
それがあらゆる分野に通じる大事であり、人生に勝ち続ける要諦であると思う。

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2023年12月25日 (月)

皆で楽しんだクリスマスの集い

昨日の12/24(日)に、長女家族と次女家族、それに我々夫婦が
次女宅に集まり、クリスマス会兼長女の誕生会を祝った。

孫3人を含め、総勢9名の集い。
賑やかな事、この上なし。

ただし、一番年上の小2の優真が、かなり落ち着いて来た感じ。
奇声を時々発するが、行動の過激さはなりを潜めて来た。

一方、3歳の叶(かなた)は、よくおしゃべりし、よく動く。
しっかりと会話が成り立ち、智恵も回るようになり驚く事ばかり。

同じ3歳の直輝は、発音がまだおぼつかない所があるが、
数字の理解やジグソーパズルに優れ、理系の片鱗を見せ始めている。

会うたびに変化を見せる孫たちによる喧騒の中、
クリスマスランチを皆で頂いた。

最も美味しかったのが、次女の旦那様が作ってくれたフライドチキン。
聞けば、じっくりと2度揚げしたとの事。
塩味とスパイス味の2種類があり、どちらも美味だった。

孫たち用のケーキは、妻が手作りで3つ作って来た。
優真と叶には、ミニシフォンショートケーキ、
直輝には、ミニチョコレートケーキ。

大人用のケーキは、別途注文してあったケーキ屋さんの
ショートケーキ(ホール)を、私が大宮まで受け取りに行って来た。

こちらの大きなケーキにろうそくを立てたが、
メリークリスマスやハッピーバースディの掛け声を和する間もなく
孫たちによって吹き消されてしまった。

3回点火し直し、3人の孫がそれぞれ主役となって吹き消す始末。
まあ、気持ちは分からないでもないが。

気が付けば、部屋中におもちゃが散乱し、足の踏み場がない程。
その間を、優真と叶が駆け回っている。

一方、ソファに座った直輝は絵本を私と一緒に見たいようで、
「じいじ、おいで」と叫んでいる。
最初は絵本だったが、次第に大好きな電車の本に移り何冊か読む羽目に。

時間は、あっと言う間に過ぎてしまった。
帰りに、叶から「じいじ、明日も会える?」と聞かれてしまった。
叶とは、実は昨日も長女宅で会っているので、毎日会いたいという事か。

幸せな時間を、今後も共有して行きたいなと、深く思った。

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2023年12月24日 (日)

来学期授業科目を検討

放送大学の後半2学期も、大詰めに近づいて来た。
後は、来年1月の単位認定試験を待つばかり。

と言う事で、来学期に受ける授業科目を、具体的に検討し始めた。

候補としては、以下のとおり。

① 力と運動の物理(力学)
② 場と時間空間の物理(電磁気学)
③ 量子物理学(現代物理学)

①と②は、大学3·4年生の専門課程レベル。
③は、大学院修士課程レベル。
①②③を同時に授業を取る事は、到底出来ない。

実は、今年の春先に①②③の授業を、ネットで全て視聴した。
手元にテキストはなかったが、とにかくレベル感を知りたかった。

当然、ちんぷんかんぷんで、全く理解不能。
しかし、これまでの履歴から見ると、これらが次のステップとなる。

そうなると、より具体的な内容を知る必要がある。
そのためには、テキストを見る事が一番。

先日、さっそく大宮学習センターへ出向き、①②③の
テキスト内容を確認して来た。

各物理法則が、高等数学の数式で記述されていた。
これは、堪らない。
並行して、大学数学を学ぶ事が必須。

こうなると、じっくりと取り組む必要がある。
そこで、来学期から1学期ごとに、1科目ずつ受けて行く事としたい。

空いた時間を使い、数学なりの必要な周辺科目を、
自主学習して行く方法がいいだろう。

そうすると、興味や思考の幅が広がる事も期待出来る。

元はと言えば、宇宙科学を極めるために踏み込んだ物理の世界。

宇宙の神秘に近づくと言う「夢」を忘れずに、
今後も果敢に挑戦して行きたい。

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2023年12月23日 (土)

4年ぶりに園でサンタクロース

昨日の12/22(金)に、孫の直輝が通う保育園へ出向いて来た。
用件は、クリスマス会でサンタクロースに扮するため。

同じ保育園に、2019年にもお伺いし、サンタを演じた。
この時は、現在小2の優真がお世話になっていた。
その後はコロナ禍で中断となり、今回4年ぶりに再開された。

いつも思うが、子どもたちが本当に可愛い。
直輝だけではなく、全員が孫のように感じる。

今回のサンタ登場は、少し手が込んでいた。
大きな箱の中に入って登場し、飛び出して皆を驚かせるという趣向。
でも、年長さんたちは、事前に「サンタだ!」と叫んでいた。

サンタからのメッセージの後、園児2人から質問を受けた。

ゆきこちゃんからは、「好きな食べ物は何ですか」の質問。
3つあるよとまず答え、クイズ形式で皆に問い掛け答えて行った。

「チ」が付くもの何だで、チョコレート。
「バ」でバナナ、「ア」が付く冷たいものでアイスクリーム。
皆、元気一杯で、いろいろな答えを返してくれた。

「3つ合わせて、チョコバナナパフェだよ。」に、園児はポカーンと
していたが、周囲に居た保育士の方々が「ほ~!」と関心してくれた。

あらたくんからは、「おもちゃは、どうやって作っていますか」
と言う高度な質問。

「たくさんの小人さんたちと一緒に作っているよ。」と答えた上で、
「皆の好きなおもちゃは何かな」の問い掛けをすると、大反応。
トミカがいいとか、お人形さんがいいとか、たくさん出て来た。

最後に、6クラス別にサンタと共に、記念撮影を行った。

1歳児のいちご組は、目を合わせると泣き出す始末。
2歳児のもも組は、じーと見詰める子が多かった。
3歳児のれもん組になると、握手を求める子が出始めた。
4歳児のみかん組は、サンタの周りを賑やかに掛けていた。
5歳児のぶどう組は、「サンタさん、本物?」と言いだす有様。
6歳児のめろん組になると、落ち着いて笑顔一杯で擦り寄って来た。

撮影が終わり会場から各部屋に戻る際、全員がハイタッチを求めて来た。
これで、百数十名の園児たちと手を合わせた事になる。
来年のクリスマス会でも、また元気に再会出来ればいいなと思った。

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2023年12月22日 (金)

久しぶりの握力測定

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私が通っているジムが、エニタイムフィットネスさいたま新都心店。
コロナ禍となった2020年6月に、都心のジムを退会して、
改めて入会させて頂いた。

自宅から徒歩10分なので、気が向いたら即行けるのが最大のメリット。
今も、週3回の割でトレーニングに励んでいる。

その間、スタッフもかなり入れ替わった。
現在の店長も3人目。
平均1年ごとに、交替している事になる。
しかし、どの店長とも親しくさせて頂いて来た。

先日、ドアを開けると同時に、店長のYさんから声を掛けて頂いた。

「今、期間限定で「握力測定イベント」を行っています。Iさんも如何ですか。」
「参加賞として、ドリンクを差し上げています。」

ヴァームスマートフィットウォーター(アップル味)500mlを頂けるとの事。

これまでも、時々このようなイベントがあった。
その度に、率先して参加して来た。
しかし、今回の握力は自信がなかったので、実は躊躇していた。

「握力は鍛えていないので、大した事はないと思うよ。」
「それでも、全然結構です。大会ではありませんから。」

私に声を掛けると言う事は、参加者が少ないと言う事だろう。
そうならば、ぜひ協力したい。

店長の手には、既に握力計が握られていた。
その場で、さっそく受け取ってチャレンジ。
結果は、右:43.5kg、左:41.3kg。

40代の頃は、自宅で毎日、50kgのグリップを10回ずつ握っていた。
さすがに、もう遥かに及ばない。

でも、現状を知る意味では、いい機会だった。

「またイベントがあったら、参加させて頂きます。」
「ありがとうございます。」

店長の笑顔が、嬉しかった。

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2023年12月21日 (木)

マック大宮アルシェ店開店!

12/20(水) 7:00に、マクドナルド大宮アルシェ店が開店した。

マックは、最近よく利用させて頂いている。
主に、大学物理の勉強をするために。

家では、緊張感の持続に限界がある。
1時間程度でギブアップし、ベッドに横になったり。

でも、外のカフェでは、横になる訳には行かない。
雑音もあるが、反って集中出来る。
不思議なものだ。

孤独感に襲われる事もない。
1人で居ると、何故このような困難な勉強をしているのかと、
つい自問自答してしまう。

周りに人が居ると、何か安心感を感じる。
皆、全くの他人なのだが。

しかし、そうは言うものの、約2時間が限界。
でも、これでは勉強を計画どおり進める事が出来ない。

と言う事で、カフェを2店3店と、渡り歩く事が多い。

その時に、便利なのがマックだ。
歩いて行ける距離に、7店ある。
自転車を使うと、さらにプラス6店。

来店アンケートに答えると、コーヒーSのクーポンが頂ける。
店の構造もほぼ一緒なので、テーブル配置等は先刻承知。

そしてこの度、大宮駅前に大規模なマックが開店した訳。
開店当日に、さっそく伺ってみた。

ワンフロアに、121席用意されていた。
7:00開店だったが、この時間帯を避け、9:30頃に訪れた。
少しは空くだろうと期待していたが、ほとんど満席状態。
新規開店と、駅前立地のダブル効果が功を奏したようだ。

と言う事は、今後も混雑が予想される。
これは、私にとってはマイナスポイント。
余りにも混んでいたら、さすがに落ち着かない。

大宮駅周辺には、あと3店が展開している。
大宮方面へ足を延ばす場合は、しばらくはこれらの店を利用したい。

合わせて、今後も、手頃な他のカフェを見つけて行きたい。

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2023年12月20日 (水)

「教育勅語の真実」読了

孫たちの将来を思った時、自分に出来る事として何があるだろうかと、
よく考える。

学科の勉強は、学校の先生や親に任せておけばよい。
私は、もっと深い事を一緒に考える事をしたい。
具体的に言うと、人としてのあり方や生き方。

これからの激変の時代を生き抜いて行くためには、
自分のぶれない軸を持つ事が不可欠。
これを、信念、哲学、価値観と言い替えてもいいだろう。

ただし、信念と言っても、邪念では困る。
「正しさ」に裏づけられたものである事が大前提。
その信念に基づいて、世のため人のために尽くして欲しい。

これまで、幾多の日本や中国の古典を読んで来た。
例えば、古事記や論語等。

これら読書は、今後の自分のあり方や生き方を考える事が目的だった。
その結果、とても多くの気づきを得る事が出来た。
この気づきを、ぜひ孫たちに伝えて行きたい。
押し付けではなく、納得してもらえるようにだ。

その一環として、この度、教育勅語に関心を持った。
教育勅語は、明治天皇が教育に関するご自身の考えを「言葉」として示したもの。
いわゆる法ではないため、法的強制力はない。

ただし、そこで論じられているのは、日本人が昔から大事にして来た
揺るぎない倫理観や道徳観。

そして、この編纂を手掛けたのが、井上毅(こわし)。
これまでも、完成までに幾多の困難があったと知っていた。

そこで今回、その編纂経緯を知りたいと思い、「教育勅語の真実」
伊藤哲夫著を読んだ。
本書には、井上毅の並々ならぬ決意と努力の足跡が記されていた。

歴史の勉強で名前は知っていたが、こんな人物だったのかと
今さらながら感じ入った。

一つの事を成し遂げるには、まさにぶれない覚悟が必要。
教育勅語の内容もさることながら、井上毅の生き方に、改めて共感した。

孫たちと、今の日本を築いた、このような方々の生き方を
話し合うのも一計かも知れないと思った。

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2023年12月19日 (火)

「あらかわ遊園」へのお誘い

先週(土)の午後早く、次女からLINEが入った。

これから、優真と直輝、そして長女と叶と共に
「あらかわ遊園」へ行くとの事。

その日の午後、私はいつもどおりオペラレッスンがあった。
終わった後、あらかわ遊園で合流出来ないかと言うお誘い。

レッスンの後、向かうとすると、現地到着が16:45頃になる見込み。
その事を次女に伝えると、まだ居るだろうとの事だった。
ならば、行かない方はない。

一方、その日は、レッスン時間が長引いた。
と言うより、レッスンに入る前のお話しに、かなり熱が入ってしまった。

実はこの度、先生がホームページを更新されるとの事で、
先々週のレッスン時から、その進め方について相談を受けていたのだ。
次々にいろいろな話しが出て、あっと言う間に時間が経ってしまった。

16:30過ぎにレッスンが終わり、あらかわ遊園に到着する時間を
計算すると、何と18:00頃になる事が分かった。

さっそく次女へ連絡すると、まだ居るだろうとの事。
14:00過ぎに着いたので、孫たちはまだ盛んに遊んでいる様子。

中央線、山手線、都電荒川線と乗り継ぎ、荒川遊園地前駅到着の
2駅前の時点で、今度は長女から連絡が入った。
これから、遊園地を出るとの事。

これで、遊園地で共に遊ぶ事は、諦めざるを得ない。
でも、それでも構わない。
孫たちと一緒に帰る事が出来るのであれば、それで十分。

到着すると、孫たちは遊園地前にあった遊具で遊んでいた。
そして、私を見つけると、私の胸にそれぞれ駆け込んで来てくれた。
何とも言えない、至福の時。

その後、王子駅近くのマクドナルドで、皆で夕食を頂いた。
私の周りに3人の孫が集まり、わいわいと賑やかそのもの。
フライドポテトをお互いに食べさせる等、楽しい時間を過ごした。

王子駅へ向かう途中やホームへ向かう階段等も、替わる替わる
孫たちが手を繋いで来た。

今回は、会ってから短い時間だった。
しかし、幸せに満ち溢れた時間に、感謝の気持ちで一杯だった。

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2023年12月11日 (月)

Wixでホームページを作成!

ホームページは、2005年に独立した頃、自分のものと
当時所属していた中小企業診断士のある研究会用に作成した事がある。

その時は、ホームページビルダーと言うソフトで作り、
それを別途契約したairnetと言うサーバーへアップして公開した。
ただし、現在はお役目終了で閉鎖している。

そしてこの度、必要があって、再びホームページ作成に挑む事となった。

どのようにして作成しようか思いと調べたら、今はネット上で
テンプレートと言う部品を組み合わせるだけで、簡単に作れる事が分かった。

それも、基本的に無料。
これは助かる。
ただし、各種機能を取り込む場合は、有料となるが。

そのようなサイトが、いくつも見つかった。
中でも、最も簡単そうだったのが、Wix(ウィックス)。

そこで、先週の(日)、何回か時間を分けて、私の「ビジネスメンター」
としてのホームページを、試作してみた。

結論から言うと、満足なものを全る事が、全く出来なかった。

説明の内容が、よく理解出来ない箇所がいくつもあった。
かなり大雑把な説明に加え、英語版を日本語版に翻訳する際の
不自然さも残っている。

また、スマホでは私が入力したとおりの文章が公開したホームページに
反映されていたが、パソコンでは文章が勝手に変更されていた。

まさに、疑問だらけ。
さらに、設定が不十分なためか、Googleで検索しても全く出て来なかった。
これは、習熟するのに、かなり時間が掛かりそうな予感。

簡単とは言いながら、本当に納得の行くものを作るためには、
やはり一筋縄には行かない模様。

デザインまで拘ると、やはりホームページビルダー等のソフトで
自分で一から作った方が、かえって早いのかも知れない。
これは、プレハブ住宅と戸建て住宅の違いに、よく似ている。

今後どのように構築して行くか、改めてよく検討したいと思う。

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2023年12月 9日 (土)

「童子経」読了

11月に読了した「実語教」に引き続き、「童子経」を速読した。

童子経は、鎌倉時代末期に書かれた、子供のための教訓書。
明治の初期まで使われたとの事。

仏教の教えを中心に、論語等の儒教の経典にある言葉を引用して
礼儀作法、言葉の使い方、教師への敬意、父母への孝行という
この世を生きる術をまとめている。

平安時代前期の天台宗の僧侶である安然(あんねん)の作とする説がある。
現時点では、最古の版としては、南北朝時代の1377年の書写版が
確認されている。

この童子経が一般に広まったのは、江戸時代だった。
実語教と共に、寺子屋でのテキストとして使われた。

実語教は、どちらかと言うと、小学生低学年向け。
「学ぶ事の大事さ」を訴求している。

それに対し、童子教は、小学生高学年向け。
だから、内容が深化している。
その特徴は、「一生を悔いなく過ごすための智恵」を
伝えようとしている点。

現在、世界情勢は、混乱の極みだ。
まさに、明日、何が起こっても不思議ではない。

逆に、この時期だからこそ、我々は再度、日本精神の原点に
立ち戻って、自らがどうあるべきかを深く考える事が
大事ではないだろうか。

孫たちが大きくなったら、実語教と共にこの童子教も、
一緒になって寺子屋のように素読したいものだ。

孫たちには、是非、健全な心の持ち主として育って
欲しいと強く願っている。

そのため、今回も、齋藤孝氏の著した「子どもと声に出して
読みたい童子教」を購入し、読みながら子供向けの説明方法を研究した。

これが、今後のじいじの役割だと、心得ている。

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