未知への誘(いざな)い
孫と話しをする時、よく言う言葉がある。
それが、次の言葉。
「じいじは、勉強が大好きなんだよ。」
「どうして、好きなの。」
「知らない事を知ると、とてもわくわくするからだよ。」
「へー、そうなんだ。」
確かに、学校の勉強は、『やらされている教育』という感じなので
首を傾げる気持ちはよく分かる。
そこに、自分の興味が重なって来ると、意味が変わって来る。
なので、孫と話す時は、本人に興味を持ってもらうように心掛けながら、
いろいろな事を説明するようにしている。
私は、知らない事を知るステップを、3つに分けて考えている。
① 未知へ挑む
② 未知を拓く
③ 未知に学ぶ
まずは、なぜだろうと思う気持ちが大事。
何にでも関心を寄せる心を大事にしたい。
そのために、どんな質問にも、分かり易く答えるように努めている。
その上で、さらに興味の輪が広がるように話しを展開する。
例えば、昆虫の変態の話しから、季節の移り変わりの話しへと。
さらに、地球の公転まで。
私が説明した事を、すぐには理解出来ないだろう。
しかし、それでもいいと思っている。
そこから、自分なりの気づきや新たな疑問を持ってもらえれば、それで十分。
3人の孫は、興味もそれぞれ違う。
小2の優真は、やはり「生き物」に興味が尽きない様子。
3歳10か月の叶は、「自動車」が大好き。特にパトカーにご執心。
3歳6か月の直輝は、「電車」にぞっこん。特に埼京線がお好みで、降りた後、
ホームから走り去っていく埼京線に大声で「バイバイ!」と叫んでいるとの事。
それそれの興味の窓を通し、いろいろな疑問を持って欲しい。
その窓が、まだ知らない世界へ孫たちを誘(いざな)ってくれる。
そして、全ての窓は、繋がっている。
じいじとしては、未知の窓を拓くお手伝いが出来ればと思っている。
孫を通して、私も学びを深めて行きたい。
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