デイバッグの雨だれ跡が気になる
愛用して来たノースフェイスのデイバッグ。
かれこれ、約40年間使い込んで来た。
2気室に分かれ、とても使い勝手がいい。
そのため、定期的に汚れを拭き取り、大事に扱って来た。
しかし、最近、特に気になる事が出て来た。
それは、雨だれ跡に、シミが出来るようになって来た事。
これは、一体何なのか。
最初は、バッグの汚れが表出して来たためと思った。
そのため、念入りにクリーニングを実施。
でも、次の降雨の時にも、同じ現象が。
これは、雨の成分に問題がありそうだ。
調べた結果、これは「酸性雨」のためと思われる。
他人事と思っていたが、ここまで身近に迫っていたとは。
酸性雨は、石油等の化石燃料の燃焼や、火山活動等により放出される
二酸化硫黄(SO2)や窒素酸化物(NOx)が原因とされている。
これらの物質が、大気中で光化学反応等の化学変化を起こし、
硫酸や硝酸となって雨水に溶け込み、酸性雨となる。
たまったものではない。
バッグどころか、人体にとっても悪影響を及ぼす。
今に始まった事ではないけれども、
改めて危機感を覚えた。
最近は、酸性雨も、あまりニュースにならなくなってしまった。
しかし、身近なところで、確実に我々を蝕んでいる。
このような環境破壊は、実は至るところで進んでいるのだろう。
気づいた時点で防護策を取ると共に、環境保護の観点から、
自分で出来る事は、行って行きたい。
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