大学数学にチャレンジ!
解析力学を学ぶ上では、微分積分の理解が欠かせない。
全微分や偏微分、2重積分やヤコビアン等。
これまでは、だましだましテキストを読み進めて来たが、
そろそろ限界が来た。
改めて、大学数学を学ぶ必要性を感じ始めた。
ならば、迷わずに踏み込む事としたい。
と言う事で、2/2(金)に、ジュンク堂大宮店へ出掛けた。
その理由は、ネットで調べた結果、近所では、当店が理工系の書籍では
一番在庫があるように思われたから。
お目当ては、マセマ出版の大学数学シリーズ。
現在読んでいる、大学物理シリーズの著者である馬場敬由(ばば けいし)
先生の著作だ。
大学数学シリーズは、ステップに沿って16冊に分かれている。
内容としては、以下のとおり。
・線形代数、微分積分、確率統計
○複素関数、集合論、ベクトル解析、常微分方程式
●フーリエ解析、ラプラス変換、偏微分方程式
★数値解析、有限要素法
これら全てが、幸いな事に店頭に全て並んでいた。
ならばと言う事で、休憩を取りつつ、3時間掛けて全てに目を通した。
内容はほぼ分からなかったが、困難度のレベル感は把握出来た。
一方、馬場先生の分かり説明の仕方が、今後の救いだ。
今回は、取り急ぎ、「微分積分」の図書だけを買って来た。
「微分積分」を始めから読み通したいとも思ったが、それはやめた。
解析力学の学習を進める中で、微分積分の高度な手法の理解が
必要になった時点で、その部分を参考書のように読む事とした。
そうしないと、数学の世界に引きずり込まれてしまう恐れを感じたから。
数学の世界は、想像していた以上に奥が深い。
宇宙物理学者である須藤靖さんが「宇宙は数式でできている」と
仰っている。
宇宙を知るためには、まずは人類が解き明かして来た物理法則を
知る必要がある。
そして、その物理法則は、数式によって表されている。
なので、数学を修める事は、宇宙を知るための一歩となる。
これは、宇宙の理解を目指す者に課された、修行とも言える。
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