味わい深い「365人の教科書シリーズ」
致知出版社の「1日1話、読めば心が熱くなる365人の教科書シリーズ」が
累計39万部を超える大ヒットとなっている模様。
このシリーズは、『仕事の教科書』と『生き方の教科書』で構成されている。
私も発刊と同時に購入し、各3回ずつ味読した。
タイトルは違うが、「仕事」への取り組み姿勢と「生き方」は、表裏一体。
どちらの本からも、人生の過ごし方について、深くヒントを頂いた。
この2冊について、当社メルマガに、「ハガキ道」実践者であった
故坂田道信氏の談話が掲載されていた。(以下、ポイント抜粋)
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この2冊を、私はいつも自分のそばに置いておいて、
1日1話と言うんでなしに暇があると読んどるんよ。
この本で紹介されるのは、一人の人間が全身で打ち立てた生き方ですよね。
つまり、論理でなしに、実際の体験というもんが表れとる。
私が今日まで生かしてもろうた延長線上に、それぞれの話の主人公たちの物語が
つながっとるような感じがするんですよね。
そして、本というんは、1回読んだきりではだめじゃということにも
気づいたんですよね。
1回目は「ああ、この人はこういう生き方だなあ」というね、
表面の文字の羅列を読むんです。
だけど2回目を読みよったらね、新しい発見や教えが次から次に
出てくるようになっとるんだね。
新しい発見、新しい教えに出会えるということは、
それだけ文章に広さと深みがあるということですよね。
そして、本を読むことで自分の日常で
新しい行動が起こるような読み方をしないとね。
文章に書かれてあるような体験が、たとえ自分にはなかったとしても、
「この人はこういう姿勢で生きて来たんだ」と信じる。
そして、その生き方に近づいて行くような読み方をしないとね。
人格というものは、体験の広さと深さとで、真理にどれくらい
近づけたかによって形づくられるものじゃないかなあ。
今までのような生き方では生き切れない時代になった今、
次の時代を生きる道標が欲しかった私たちに、
神さまが授けて下さったと思って、この本を読んでるんですよ。
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まさに、私も実感している内容だ。
今後も、私なりに実践につなげて行きたい。
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