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2024年6月24日 (月)

己のコスモを抱いて生きる

月刊「致知」最新号で、素晴らしい対談記事を読んだ。

葆里湛(ほりたん)シェフ後藤光雄氏と
アル・ケッチァーノオーナーシェフ奥田政行氏の対談だ。
奥田氏は、昔、後藤氏の元で修行を積んだ間柄との事。

最後の以下の会話が、今回の対談のエッセンスを象徴していた。

(奥田)
いや、僕は感謝しています。
「一所懸命」「真剣勝負」「夢中」。
どうすれば負けないかという勝負事の綾、
常に気を抜かない、完璧であるとは何かを学びました。
勉強の仕方を含めて、後藤シェフあっての僕なんです。
いま笑っていられるのは、これまでいろんな真剣勝負に勝てて来たからです。

(後藤)
僕もこの先2年で、必ず1つ星を取る覚悟です。
奥田シェフじゃないですが、僕も本田社長を想って、
未だに写真を胸に入れています。
今回も、また持っていきますよ。
「絶対成功させますから」と。
70歳で海外に出て、目標達成して死ねたら、格好いいですよね。

(奥田)
僕は、アル・ケッチァーノを日本中に料理人の粒子を散らす
〝料理の松下村塾〟と思って、若い子を指導しています。
シェフの教えを、若いスタッフたちに「今日の自分を超えて、新しい自分に
出会ってみたいと思いなさい」等と、形を変えて伝えているんです。
技術を覚える「修業」の上に、人間としての成長「修行」を重ねて、
自分の『コスモ』を広げ、日本に必要とされる料理人になって欲しい。
そこまで行けば、これからの時代で生き残って行けます。
そういう人材を1人でも多く輩出出来れば、この上ない孝行だと思っています。

料理の世界も、奥が深いようだ。
食は、人間にとって生存に不可欠な要素のみならず、
人に感激や感動を与える精神的な要素も大きい。

「一所懸命」「真剣勝負」「夢中」の中で、
「修業」から「修行」に昇華し、
自分の『コスモ(世界)』を構築していく。

しっかりと受け止めたいと思う。

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