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2024年11月26日 (火)

「実験」こそが実を結ぶ

先日の致知出版社の「人間力メルマガ」で、故松下幸之助氏の言葉が、
松下氏の薫陶を受けたられた佐久間曻二氏により紹介されていた。

「幸之助さんは、人を育てることは
簡単にはできへんともおっしゃっています。」

「本で勉強しても、人から聞いても、本当には身につかない。
だから「実験」させることや、
実際に何かやらせてみることや、
それが事業部制やとおっしゃっていますね。」

つまり、何でも自分で「実行」しないと本当の事は分からないと言う事だろう。

何度も「成功」すると、ツボが分かって来る。
「失敗」すると、原因を追及する事により、成功へのステップが見えて来る。
そう言う意味では、成功も失敗も同じ価値を持っている。

そして、目標達成するまで、「諦めない」事が最も大事。
その過程で、独自の「深い学び」を得る事が出来る。

また、どのルートを辿って目標を目指すかは、
その時の「出会い」によって変わって来る。

仕事が、その代表かも知れない。
どんな仕事であっても、その仕事の「意義」と本人にとっての「意味」を
持っている。
意義と意味を考えながら取り組むと、同じ仕事を行っても、
感得するものが違う。

日々妥協せずに取り組むと、次第に「悟り」が拓けて来る。

これが、松下氏が本当に訴えたかった内容かも知れないと思った。

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2024年11月14日 (木)

ザ・ノース・フェイスのウェアが最高!

ザ・ノース・フェイスの製品を愛用し始めて久しい。
30歳前後から使い始めたので、約40年が経過した事になる。

非常に機能的、かつデザインがシンプル。
そのため、飽きる事なく、また使い勝手がとてもいい。
40年前に購入したデイバッグ2つを、まだ使い続けているほど。

アウターやインナー等ウェア類も、これまで何着も購入し、
山や海等アウトドアに活用して来た。

その内、2009年の富士登山時に購入したインナーが、とても優れていた。
発汗性能が秀でており、いつもさらさら状態で着心地がとてもよかった。

しかし、その後も使い込んで来たため、かなりくたびれて来た。
そこで、今回、新たなインナーを購入する事とした。

それが、以下の商品。
「THE NORTH FACE エクスペディションドライドットジップハイ
(Expedition Dry Dot Zip High)」
品番:NT12122 カラー:ティングレー(TI)

特長として際立っているのが、生地が二重構造になっている点。
内側は撥水加工をした「ドライ層」、外側は、汗を拡散・乾燥させる「吸水層」。
従来より、さらに発汗性能が向上している。

立ち襟のジップアップ仕様となっており、日焼けや風除けに効果的。
また、長めのフロントファスナーは、開け閉めにより体温調整がスムーズ。
合わせて、適度な保温性も兼ね備えている。
これらは、従来の機能を引き継いでいた。

新たに加わった工夫箇所が、まず長袖の袖口がサムホール仕様となった点。
穴に親指を入れる事により手の甲まで袖で覆い、より肌を保護する事が出来る。

また、従来よりも、ややタイトな作りとなった。
しかし、窮屈感はなく、返って体にフィットする分、動き易くなった感じ。

大きなストレッチ生地の胸ポケットが設けられ、スマホ等の収納も可能。
これは、本体と色違いの黒い生地となっているため、デザイン上の
アクセントにもなっている。

材質は、メインの生地がポリエステル100%、
胸ポケットがナイロン84%、ポリウレタン16%となっている。

アウトドアや都市部での外出時のインナーとして、また室内着としても
多用途に活用場面が考えられる。

これから、存分に活用して行きたい。

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2024年11月13日 (水)

エニタイム大宮浅間町店が素晴らしい!

テコンドー大宮道場の近くに、エニタイム(ジム)の新店である
大宮浅間町店が数年前にオープンした。

この店に、私が通っているさいたま新都心店の店長が、当時異動となった。
その際、新店にも来て欲しいと頼まれた。

しかし、自宅から徒歩で40分の距離。
さすがに遠いので、これまで行く気がしていなかった。

しかし、最近、こちらにも通い始めている。

新店のため、トレーニング機器や設備がとても充実している。
一番気に入っているのが、広いストレッチエリアと
その壁一面が鏡張りになっている点。

全身を映し出す事が出来る。

来月、テコンドーの進級審査を受ける予定のため、
型や組手、基本蹴りのフォームを整える必要がある。

この目的のためには、ストレッチエリアが稽古場として最適。

さいたま新都心店にもミラーはあるが、ストレッチエリアが狭小。
自宅の姿見はスリム過ぎて、少し動くと姿が見えなくなる。

故に、最近は、道場での修練がない日も出向き、
鏡を見ながら自主練習に励んでいる。

また、事前にこのジムに立ち寄り、入念にストレッチしてから
道場への修練に向かう日もある。

ただし、事前に店長と打ち合わせ、テコンドーの道衣は
ズボンのみ着用する事となった。
上半身は、トレーニングウェアで無難にと言う事。

さて、当ジムでの修練が、今後どの程度貢献してくれるだろうか。

ここは、ひたすら地道に、焦ることなく取り組んで行きたいと思う。

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2024年11月12日 (火)

マックで高齢者が大活躍!

ここ数年、マクドナルドへ週に数回伺っている。
放送大学に入学してから通い始めたので、約2年半程度となる。

自宅では、なかなか勉強が進まないため、カフェやファーストフード店へ
出向き、そこで勉強している。

いろいろなお店に伺ったが、私のニーズに一番合っていたのがマックだった。

・サービスが丁寧で速い。
・雰囲気が明るくて開放的。
・席がどこか空いている。

特に、「サービス」が行き届いている。
まず、商品の注文と提供のスピードが素早い。
そして、清掃が行き届いて居て、衛生的。

これらの業務に、いろいろなスタッフの方々が従事している。
その中で、私の目を引いているのが、高齢者のスタッフ。
レジ役に、案内役に、清掃役に。

中には足元の覚束ない方もいらっしゃるが、
その働きぶりから、一生懸命さが伝わって来る。

一度、若いフロアスタッフの方に、伺った事がある。

「失礼ですが、あの男性の方は何歳ですか。」
「確か75歳だったと思います。」

「それは凄いですね。私も働けますかね。」
「もちろんです!」

60代はもちろん、70代の方でも勤務している。
皆さん、笑顔を絶やさず、周りへの配慮も怠らない。
お客さんにも適宜声掛けをして、場を和ませている。

なるほど、高齢者の方々の特性を、うまく引き出しているな。
これは、本人の自覚とマックの店舗運営システムの
相乗効果の賜物だろうと思うに至った。

私も来年2月に、いよいよ70代に入る。
今の研修講師の仕事も、卒業の時を迎えつつある。
つまり、70代の生き方を模索する時期に来ているという事だ。

飲食サービス業は、全く経験がない。
でも、マックのような職場だったら、新たな生きがいを
感じる事が出来るかも。

チャレンジのひとつとして、考えてみる事としたい。

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2024年11月 3日 (日)

「潜在能力の鍛え方」読了

致知出版社の近刊案内で、「運を強くする潜在能力の鍛え方」という
面白そうな本のタイトルが目に入った。
興味が沸いたので、さっそく購入し、先日読み終えた。

著者は、脳外科医であり脳科学者である林成之氏。

脳の構造や機能の話しもあったが、それらにはさらっと触れた程度。
それよりも、どういう事を心得れば、潜在能力が発動するかと言う観点の
話しが大部分で、そこがとても参考になった。

著者の考えを一言で言うと『人のためになる事を、損得なして全力投球する』。
この過程で、自分でも思いもしなかった能力が開花する。
この「自分で思いもしなかった能力」が、即ち潜在能力。

この後は、私の理解した範囲で、潜在能力を引き出す心得を記述する。

まず、何の努力もしないで、いきなり潜在能力が発動する訳がない。
日々、「損得なしで、全力投球」する事が求められる。

損を承知でも、あるもののために、その目的が達成されるまで、
全ての力を出し切る事を行い続ける。
これは、かなり過酷な試練の道。

何のためにそこまで行うのか。
それが、世のため「人のため」という事になる。

give and given(与えよ、さらば与えられん)という言葉がある。
自分の持っているものを、全て相手に捧げる。
すると、それ以上のものが戻って来る。

これは、与えた相手から戻って来る訳ではない。
最も大事な点は、与えた「内なる自分」から与えられるという観点。

与えるいう行為を通して、自分の中で「内省」が引き起こされる。
その中で、「新たな気づきや想いが覚醒」される。

実は、これが潜在能力を「顕在化」させるという事ではないか。

この思いを持って本書を再読すると、具体的に書かれていた
潜在能力の個々の引き出し方が、糸を通すように理解する事が出来た。

タイトルに「運を強くする」とあったが、既に存在している運を強くする
というよりは、「今はまだ存在していない運をも開拓し引き寄せる」と
解釈した方が、より肯定的な感じがした。

自分を信じて、自分の決めた道を地道に歩んで行く。
そうすれば、自ずと幾多の新たな能力が引き出され開花して行くと感じた。

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2024年11月 2日 (土)

25年度の手帳の準備完了!

毎年9月に入ったら発売される、新年度の手帳。

9月下旬に書店に立ち寄った時、既に店頭に25年度の手帳が
数多く類並べられていた。

その中で、私が愛用している手帳は、高橋書店のビジネス手帳5(No.51)。

もう、30年以上同じ手帳を使っている。
特に、50歳で独立した以降の手帳20冊は、私が歩んで来た貴重な足跡。

この手帳、私にとっては、とても使い易いのだが、さらに手を加えている。

1週間ごとに見開きになった各ページの右側1/5の箇所に
罫線を縦に引き、区分を設けている。

右1/5のスペースは、プライベートエリア、
左4/5のスペースは、ビジネスエリア。

つまり、この手帳を見ると、私の「ライフワークバランス」を
一目で確認出来る事となる。

プライベートエリアは狭いため、ルーティンな内容は全て略号で記している。
例えば、ジムでのトレーニング部位や方法等。

今後の予定は「スケジュール管理」として、
これまでの出来事は「実績管理」として記載し、
もれがないように役立てている。

氏名、住所、電話番号の他、上記の縦の罫線引きも含め、
最低限の必要事項を記入する作業は、10月の最初の週末に整え終わった。

後は、来年、使い始める時を待つばかり。

時が過ぎるのは、本当に早い。
手帳に書き込んだ内容を「くさび」として、今後も一歩々歩みを進めて行きたい。

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2024年11月 1日 (金)

継続は力なり

コロナ禍以前に比べて、研修講師の仕事が今年は1/4に減った。

来年、古稀(70歳)を迎える年代としては、自然の流れなのかも知れない。
研修会社としても、講師の世代交代を考えての事だろう。

その中、世阿弥が著した「花鏡」の中にある、次の言葉を思い出した。

是非の初心忘るべからず
時々の初心忘るべからず
老後の初心忘るべからず

「是非の初心忘るべからず」とは、一度間違ったら、その失敗を
繰り返さないと言う教え

「時々の初心忘るべからず」とは、ある年代の時が初心なら、
次の年代の時も初心でなくてはならないと言う教え

また、「老後の初心忘るべからず」というのは、年を取れば
若い時のように体は動かない。

しかし、体力は衰えたとしても、若い時に100%動かしてきた体を
6割7割動かすだけで100%の時以上の効果を上げることが出来ると言う教え

我々の日々の営みも能と同じで、年齢を重ねるにつれて思うように
体を動かすことが出来なくなる。

一方で、習熟した「働き」が出来るようになるとも言える。

ともすると、年のせいにして気弱になり、困難な事を回避しよう
とする自分が居る。
しかし、今の自分でないと、周りに「働き」掛け出来ない事もあるはず。

自分のために数々の事にチャレンジするのもいいが、
その姿を周りに示し、皆にやる気や勇気を醸成して貰う事も、
大事な役割なのかも知れない。

テコンドーの朴師賢からも、それを期待されているように思う。

今後も、この意味での初心を忘れることなく、果敢に行動して行きたいと思う。

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