「実験」こそが実を結ぶ
先日の致知出版社の「人間力メルマガ」で、故松下幸之助氏の言葉が、
松下氏の薫陶を受けたられた佐久間曻二氏により紹介されていた。
「幸之助さんは、人を育てることは
簡単にはできへんともおっしゃっています。」
「本で勉強しても、人から聞いても、本当には身につかない。
だから「実験」させることや、
実際に何かやらせてみることや、
それが事業部制やとおっしゃっていますね。」
つまり、何でも自分で「実行」しないと本当の事は分からないと言う事だろう。
何度も「成功」すると、ツボが分かって来る。
「失敗」すると、原因を追及する事により、成功へのステップが見えて来る。
そう言う意味では、成功も失敗も同じ価値を持っている。
そして、目標達成するまで、「諦めない」事が最も大事。
その過程で、独自の「深い学び」を得る事が出来る。
また、どのルートを辿って目標を目指すかは、
その時の「出会い」によって変わって来る。
仕事が、その代表かも知れない。
どんな仕事であっても、その仕事の「意義」と本人にとっての「意味」を
持っている。
意義と意味を考えながら取り組むと、同じ仕事を行っても、
感得するものが違う。
日々妥協せずに取り組むと、次第に「悟り」が拓けて来る。
これが、松下氏が本当に訴えたかった内容かも知れないと思った。
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