「色彩」で辿る自分史
「色」というものは、人間の心理と密接に結び付いているようだ。
色彩心理学を勉強した訳ではないが、自分史を紐解いた際、
それぞれの年代を象徴する色があったように思う。
敢えて、これらを各々3色で表してみた。
この色は服飾等の色の好みではなく、「心を支えている3本柱」の色という感じ。
<色彩心理の経年変化>
● 20代 :黄、赤、黒
←黄:前進、赤:情熱、黒:堅実
※ よく見ると、これはドイツ国旗と同じ3色。
・力強く「前進」する感覚を持った時だった。
● 30代 :緑、黄、赤
←緑:自然への回帰、黄:エネルギー、赤:躍動
・公私共に多忙な中、自分を解放するため、「アウトドア」に熱中していた。
● 40代 :茶、緑、ゴールド
←茶:安定、緑:癒し、ゴールド:未来志向
・心が安定すると同時に、今後の「生き方」について模索していた。
● 50代 :オレンジ、黒、シルバー
←オレンジ:心機一転、黒:着実、シルバー:希望
・独立し、自信を持って、自らの「仕事道」を歩み始めた。
● 60代前半 :ブルー、シルバー、白
←ブルー:自然(海·空)との一体、シルバー:昇華、白:原点回帰
・ダイビングやイタリアオペラを通して、「人間力」の醸成に努めていた。
● 60代後半 :オレンジ、グリーン、イエロー
←オレンジ:再前進、グリーン:自然体、イエロー:新たなエネルギー
・コロナ禍を境に仕事環境が激変、これを契機と捉え、新な「生き方」を模索。
自分で書いたのだが、後で気づいた事がある。
それが、色の表現が、同じ色でも漢字からカタカナに変っている事。
また、3つの色が、少しずつカタカナとなり、60代後半は全てカナカナに。
これは、何を意味しているのか。
より「躍動感」を表現したかったのだろうか。
年を重ねる事に、培った経験を基に、より羽ばたきたいと思っているのかも。
「羽ばたく」対象は、宇宙。
活動範囲というよりは、魂をどこに向かって解放するかという感じ。
ここまで来ると、易経に出て来る「飛龍」という言葉を思い出す。
色は、いろいろな事を思い出させてくれて、とても面白い。
今後も、色と共に成長して行きたい。
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