知らない事を知りたい
放送大学の新学期が始まって、既に3週間が経過した。
来週から、「量子力学」の4回目の授業が始まる。
放送大学の印刷教材に、事前に何回も目を通した上で
講義を視聴しているが、さっぱり分からない。
こうなると、悪い癖が出て来る。
これは、教え方が下手だからだと。
しかし、大学の教授は、基本的に「研究者」であって「教師」ではない。
また、量子力学を学ぶ上で、基本となる物理法則や大学数学の理解を
前提にする事は、やむを得ない。
となると、「教え方が下手」ではなく、「自分が受講するレベルに
達していない」だけと言う事になる。
そう思い直して、他の参考書を参照したりネットで検索して、
分からない部分を勉強している。
でも、分からない事は、分からない。
その時は、少し時間を置いて、改めて見直すようにしている。
すると、別の観点から見る事が出来るのか、
なるほどと理解が進む事がある。
どちらにしても、3歩進んで2歩下がる状態である事には違いがない。
ここまでして、どうして量子力学を学ぼうとして居るのか、
自分でも不思議に思う事がある。
以前、孫である優真(小4)と、以下のような会話をした事がある。
「優真は、時間があったら何をしている?」
「うーん、ゲームだよ。じいじは?」
「そうね、勉強だね。」
「えぇ!なぜ?」
「知らない事を知る事が、おもしろいからだよ。」
「へ~。」
知らない事を知りたい。
まさにこれだと思う。
世の中、知らない事ばかり。
私の場合は、今、宇宙や量子に、たまたま好奇心が
向いたと言う事だろう。
ならば、ここは改めて原点に戻り、
「楽しみ」ながら学びを深めて行きたいと思う。
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