我が座右の銘とは
生きて行く上で指針とする言葉は、皆持っていると思う。
我が人生を振り返って見ると、一番最初に感得した言葉は、
以下の故事成語だった。
『精神一到何事か成らざらん』
人生最初の試練であった中学入試に合格した時、得た言葉。
後で、これが「朱子語類」に由来するものと知った。
しかし、高校・大学・社会人になった後は困難の連続。
自分に言い訳して、勝負から逃げる自分がいた。
その後、残りの人生を掛けて、50歳の時に勤めていた会社から独立した。
最大の試練だったが、本当の勝負はここからだと思った。
その時出会った言葉が、以下の言葉。
『夢しか実現しない』
この言葉は、私にとって衝撃的だった。
正確に言うと、夢は実現するためにあり、夢しか実現しない。
この夢は、幻(まぼろし)の意味ではなく、志(こころざし)と捉えた方が
分かり易いかも知れない。
志を待って道を歩み続ける事が、何よりも大事。
すると、自ずと道が拓かれて来る。
その道を歩む過程で、いろいろな方々に出会って来た。
子供から大人まで。
さらに国籍・信条等も様々。
さらに言うと、人間だけではない。
自然、特に海の生物から、数々の啓示を受けて来た。
全てが、「縁」のなせるわざ。
ここで、心に響いた言葉が、以下の言葉。
『敬天愛人』
天を敬い、人を愛する。
これは、西郷隆盛が好んで揮ごうした言葉。
ここに上げた3つの言葉は、今も私を支え続けている。
これからも、諦める事なく、信念に基づき、天地人に感謝し、
充実した人生を過ごして行きたい。
| 固定リンク
コメント