テコンドー上級者の進級審査で学んだ事
6/22(日)、テコンドーの上級者である緑青赤帯の稽古生の
進級審査を視察して来た。
私は、現在黄帯。
上級者の審査を見る事により、改めて黄帯の時に
熟達しておくべき課題を確認して置きたかった。
また、上達するための「勘所」を、自分なりに把握したかったのだ。
結論から言うと、やはり見に行ってよかった。
見ると聞くとは大違い。
これは、まさに「三現主義(現場で現物を見て現実を知る)」の典型だ。
まず、審査課題が多い。それに耐える必要がある。
ここで求められるのが「脚力」「体幹」「体力」。
さらに、トゥル(型)や技を決めるためには、
サインウェーブに基いた「体重移動」、それと共に
呼吸に基いた「気合い」が必要だ。
審査課題のひとつに板割があるが、スパッと割っている稽古生は、
「筋力」等だけではなく「体重移動」と「気合い」が三位一体で
発動されていたように思う。
また、マッソギ(組手)では、相手に応じた「心身の機敏さ」と、
それに伴う位置関係の「ステップ取り」が肝だと思った。
どれも、一筋縄では行きそうもない。
かなりの修練が必要。
しかし、これらの課題を、小3の女の子である
Aちゃん(緑帯)がこなしていた。
一生懸命頑張っている姿に、とても励まされた。
審査後、Aちゃんと話す機会があったが、
年内にひとつ上の青帯を目指したいとの事だった。
さて、70歳の私は、どこまで行けるだろうか。
Aちゃんのようにはとても行かないが、
今回把握した「勘所」を地道に修練し、
一歩一歩歩んで行く事としたい。
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