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2025年8月28日 (木)

上達するために大事な事

月刊「致知」で、また素晴らしい言葉と出会った。

今回の談話の主は、森山脳神経センター病院(東京都)の根本暁央(あきお)医師。
24年に、81歳で亡くなった福島孝徳(たかのり)医師の、薫陶を受けて来た。

福島医師は、困難を極める脳外科手術において、患者の負担を極限まで抑える
「鍵穴手術」を編み出し、世界中で活躍して「神の手を持つ男」と称されて来た。
根本医師は、この福島医師に就き、自らを高められて来た。

その福島医師から、以下の質問をされた事があるとのこと。

「手術でも何でも、上達するために大事なことが4つある。
才能、指導者、努力、もう一つは運。これを大事な順に並べてみなさい。」

根本医師は、才能、指導者、努力、運と答えられた。
すると、福島先生は、それは違うとして「指導者、努力、才能、運」と言われた。
何故かと言うと、いくら「才能」があっても、一人で「努力」するだけでは
きちんと上達することは難しい。

いい「指導者」に就くことが、一番大事。
そこで「努力」するから、上手くなる。
「才能」は、そこに肉づけをしてくれるものだとの事。

私もこれまで芸道(オペラ)、今は武道(テコンドー)を習っているが、
まさに師匠ありきの世界。
指導者の導き方で、全く違った結果となってしまう。

また、手術経験を積まれた根本医師の実態を観て、
福島医師が5つ目に付け加えたのが、「場数」。

これは、「経験」がさらに腕を磨くという事だろう。
まさに、未知の世界に向かってチャレンジし続ける事だと理解した。

根本医師曰く、
「僕の座右の銘は、『努力前進』です。
努力とは、積み重ねること。
つまり昨日よりも1歩前へ、道があろうとなかろうと進む。
逃げないということです。」

「僕の人生における挑戦は、福島先生から学んだことを、
自分の得意分野を通してアレンジして、超えるべき部分で超える。
『再構築』という意味での継承です。」

「それを次世代に伝えるべく、努力前進して行きたいですね。」

承継者の心得を、教わった感じがする。

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2025年8月17日 (日)

鎮魂の1週間

今年のお盆は、戦後80年を迎えるに当たり、鎮魂の1週間として過ごした。

再度、自分なりに先の世界大戦を振り返るため、ほぼ毎晩、
アマゾンプライムで戦時を描いた映画を視聴した。

その中で、以下が、特に印象に残った。

①「あの花が咲く丘で君とまた出会えたら」
②「真夏のオリオン」
③「ラーゲリより愛を込めて」

①は、現代を生きる女子高生が、戦時にタイムスリップする話し。
ある特攻隊員と恋に落ち、他者の為に命を捧げる意味を自ら問い直す。

②は、潜水艦イ77号が南太平洋で緊迫した作戦行動の後、終戦を迎える話し。
赤道間近で眺める夏の夜空に、恋人が作曲したオリオン座が輝いていた。

③は、戦後、ロシアの強制収容所(ラーゲリ)に収監され、極寒の中、重労働に
従事しつつ、周りの兵隊たちに生きる希望を与えた続けた日本兵の実話。

どれも、「戦争の悲哀」と「愛の尊さ」を訴え掛けていた。

そして、最後に、8/15終戦の日に上映開始となった「雪風」を
映画館の大きなスクリーンで観て来た。

「雪風」とは、幾多の海戦を生き残った駆逐艦の名称だ。
沈没した戦艦等の乗組員を、敵見方関係なしに救助するため
砲弾が飛び交う戦場を、まさに駆け巡った駆逐艦の実話。

命が軽んじられる戦場で、「命がけ」で手を延ばして
溺れそうになっている海員を救助する様子には、思わず見入ってしまった。

戦争は、悲劇しか生まない。
どの映画を見ても、これは偽りのない事実。
それなのに、なぜ今だに世界から戦争がなくならないのか。

国家間、いやその時代の為政者のエゴか。
同じ「人間」同士として尊重し合うならば、必ず問題解決する道が見つかるはず。
それを武力行使で押し切ろうとするから、悲劇が起きる。

次に世界大戦が起これば、核により人類はもちろん全生物が死滅する。
愛する人も自然も、全てが失われる。

その愚行を起こさないためにも、改めて「平和」の意味を噛み締め合いたい。
日常の「普通の生活」を送れる事が、どれだけ尊いことか。

改めて、世界平和に対する思いを強く持ち直した。

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2025年8月14日 (木)

人生は挑戦なり

月間「致知」最新号のテーマは、「人生は挑戦なり」。
これまでチャレンジを続けて来た私にとっては、とても興味深いテーマ。
現在、じっくりと味わいながら読み進めている。

その中で、まず目を引かれたのが、以下のお二人の対談記事。

ゲストハウス型の婚礼施設を展開するアイ・ケイ・ケイを創業し、
就職人気ランキングで3年連続九州・沖縄一に選ばれる人気企業へと
発展させてきた金子和斗志(かねこかつし)氏。

そして、日本初の豪華寝台列車「ななつ星㏌九州」をはじめとした
鉄道事業の改革と事業の多角化を推進し、JR九州を完全民営化へと
導いた唐池恒二(からいけこうじ)氏。

共に九州の地から東証プライム上場を果たし、日本を代表する企業へと
育て上げてきたお二人だ。

特に、以下の発言にぐっと来た。

(金子氏)
リーダーは「素直」が大切だと考えています。
以前、パナソニックの四代目社長・谷井昭雄さんから、
松下幸之助さんの素直の定義は
「数多くの助言の中から正しい事が分かり、納得して掴んで実行する事」だ
と教えてもらいました。

これを私なりに解釈すれば、
・近未来を予測できる先見力、
・何が正しいかを見極める判断力、
・覚悟を決めて実行する決断力ではないかと。

つまり、素直とは「先見力」「判断力」「決断力」を持つ事であり、
これらの力を育んでいくことで、自然と『運』もついて来ると思います。

(唐池氏) 
私は挑戦しようと思って仕事に臨んできたわけではありません。
いつも心懸けたのは、与えられた持ち場で『面白さ』を見出して行く事です。
目の前の仕事を自分が一番楽しいように料理したい。
その思いで夢に向かってやって来た事が、挑戦に繋がったのかも知れませんね。

「夢なき者に理想なし、理想なき者に計画なし、計画なき者に実行なし、
実行なき者に成功なし。故ゆえに、夢なき者に成功なし」

座右の銘の一つである吉田松陰の言葉の通り、『夢』を抱いていれば
困難があっても突き進むことが出来る。
これが、絶えず夢を掲げ続けてきた私の実感です。

私も、心して今後に臨んで行きたいと思った。

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2025年8月 3日 (日)

整理整頓でリスタート!

従来から、生活環境が変った時、
新たな生活スタイルに移行するため、
部屋の整理整頓を行っている。

今回の転機は、以下のとおり。
・心:イタリアオペラレッスンの休止(直近)
・技:放送大学の卒業(間近)
・体:フェンシング、スクーバーダイビングの終了(過去)

それぞれ貴重な経験ではあったけれども、
使い終わった「テキスト」や「資料」の保管場所を移したり、
廃棄したり。

「器材関係」では、フェンシング用品は、
既に近所の与野高校フェンシング部へ寄贈済み、
ダイビング用品は、これから処分先を検討する考え。

今回はさらに、過剰になった「文具」まで、断捨離を行った。
これで、書棚や引き出しに、空きスペースがかなり出来た。

この物理的な「スペース」が、とても大事。
この空白部分が、これからチャレンジするエネルギーを
生み出してくれる。
「無」こそが、力の源(みなもと)だ。

しかし現在、これから何に力を注ぎ込んで行くかは、
まだ未定。

今まで、興味が湧いた対象には、ほぼ手を延ばして来た。
その中で、現在継続して行っているものは、
心∶ブログ、
技∶プラモデル、
体∶筋トレ/テコンドーだ。

ブログの先には、詩や絵画等の深遠な「精神世界」が存在している。
プラモデルの先には、遠大な「宇宙」が広がっている。
(宇宙戦艦ヤマトを主に作り、放送大学では宇宙科学専攻なので)
テコンドーの先には、武道を通した広大な「未知の世界」が待っている。

今回の整理整頓は、15年7か月続けて来たイタリアオペラの
休止がきっかけとなった。
イタリアオペラなき後の、『精神面』を含めた「生き方」を
どう整え直すか。

書棚の空きスペースを眺めながら、
自分との対話を、しばらく続けて行きたい。

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