「成長至上主義」に賛同!
月刊「致知」に、素晴らしい談話が掲載されていた。
それが、慶應義塾高等学校野球部監督 森林貴彦氏と
金蘭会中学校バレーボール部監督 佐藤芳子氏の談話。
タイトルが、『チームづくりの要諦は、人間力にあり』となっていた。
森林氏は、この夏の甲子園で、107年ぶりに優勝をもたらした。
一方、佐藤氏は、全国大会で4連覇を果たした強者だ。
談話を読む中で、このお二人の選手育成に関する深い思いを知った。
以下、特に感じた箇所を抜粋。
(森林氏)
「私も佐藤監督と同じ思いで、目の前の人を「太い人間」に育てたい。
「他のスポーツもそうですけど、高校野球は特に勝利に囚われている
ところがあると思うんです。」
「もちろんスポーツで勝利を目指すのは当たり前なんですけど、
勝利至上になってしまうと、手段を選ばず勝てばいい、
勝った者が偉くて、負けたら何も残らないとなってしまう。」
「しかし、スポーツは本来そういうものではないと私は思っています。」
「勝利至上ではなく、『成長至上主義』を追求していきたい。
生徒たちの「プレーヤーとしての成長」も含めて、
「人としての成長」を追求して行きたいんです。
「そのためには私自身も成長し続けなければなりません。」
「「致知」には80歳、90歳で頑張っていらっしゃる方が
たくさん登場なさっていますから、50歳の私は、
まだまだ成長して行かなければならないと、肝に銘じています。」
「「人として成長」し、「プレーヤーとして成長」し、
そしてチームが「一体感を持って成長」すれば、自ずと結果はついて来る。」
「そう信じて、これからも、生徒と共に『人間学』を学び続けて
行きたいですね。」
こういう指導者・教育者が、本当に望まれる。
孫たちの成長を考えると、なおさらだ。
ビジネスメンターを目指す私としても、「人そのものの支援」と言う
観点から、全く同感の意を強く持った。
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