野菜を食べさせる方法
長女の長男叶(かなた)くん4歳が、野菜嫌いで食べない状態が続いていた。
これでは、ビタミン不足で健全な体が育たない。
そこで、私が一役買う事にした。
ちょうど、年始に両親が多忙なため、私が今週の夕方の保育園の
お迎えを担当する事に。
「叶くん、今日のお昼に野菜食べたかな。」
「かな、野菜嫌いだよ。」
「そうか、でもじいじのように筋肉もりもりになるためには、
野菜を食べないとなれないよ。」
「・・・(無言)。」
翌日の会話。
「今日は、お昼に野菜食べた?」
「めちゃくちゃ食べたよ。」
「えっ、本当に?」
「だって、じいじのように、筋肉もりもりになりたいから。」
「それは、凄い!では、ご褒美だね。お小遣い10円あげる。」
「やったー。今、貯金箱で貯めているんだよね。」
翌々日の会話
「今日は、お野菜どうだった。」
「全部食べて、もやしのスープはおかわりしたよ。」
「おお、叶くん、やれば出来るじゃないか。今日は10円プラスお菓子だね。」
「わー、黄金もちょうだい。」
「黄金は、ちょっと無理だな。」
以前から、腕まくりをして、力こぶを見せたり、
テコンドーの突きや蹴りを繰り出して、デモンストレーション
していた効果があったようだ。
「先生が、野菜をかなの口に、無理やり入れたりするんだよ。」
「それは、いい先生だ。かなの事を思っていてくれているからだよ。」
最初は、ご褒美で促すしかないが、
物事の狙いや本質が理解出来ると、次第に自ら進んで行動してくれる
ようになるだろう。
野菜は、その一歩。
「承認欲求」から「自己実現欲求」へ
噛んで含めて、叶くんが納得出来るまで、叶くんの分かる言葉で
説明を尽くして行きたい。
じいじだから出来る事を提供して行きたいと思う、この頃である。
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